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雪と炎の奇祭 [Go out/お出かけ]

3月3日、近くのお寺で 盛大なお祭がありました。

1200年も続いている日本三大奇祭 「浦佐毘沙門堂裸押合大祭」です。
毎年、19歳~29歳の地元の青年団が中心になって準備し、盛り上げています。

大ろうそく数百本に火を灯し、雪解け水で男性たちが水行をして、激しく押合うのです。 

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とにかく すごい!
朝早くから、真夜中の12時まで 繰り広げられ、男の人たちの掛け声が響き渡ります。 

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御本尊開帳 (夜には この場所が…)

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昼は、福餅まき 5回。 屋根から撒かれる餅を拾います。 楽し~! 

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夜は、だんだん佳境に入り・・・
あちこちで掛け声が響いています。
ドキドキ、バクバク・・・
堂内は、冷たい水と 炎と 汗で、熱気の湯気が立ちます。

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ささらすり

真夜中、みんなフラフラだけど、最後まで気合い!

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青年団は、29歳で卒業なので、 その後は代々同級生で会を作り、後輩たちを支えていきます。
だからこの町にはたくさんの会があって、事あるごとに集まり、活動しているそうです。

私は この祭りに 観光客としては、来たことあるけれど、 ここに住んでからは、初めてです。
そして、この町でお友達になった方の会に 少し参加させていただきました。
ありがたいことです。

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発足から30年以上も経っても続いている会です。
祭が、地域の人と人を結びつけているのですね。

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なんと 初めて頂いた カジカ!
近くの川で釣ってきたそう。
炭火でじっくり焼いて、お酒の中に入れると、カジカ酒になります。
幻の美味。

珍しいものが 何気にあるところが、すごい。 


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