鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館 [Gallery/美術館]
新潟県十日町市の鉢という小さな集落に残る廃校になった小学校。
その校舎は「越後妻有大地の芸術祭2009」で、美術館として生まれ変わりました。
*越後妻有大地の芸術祭とは、アーチストと地域住民が協働し、
3年に一度開催される世界最大の国際芸術祭です。
地域の価値をアートで掘り起こし、地域再生を目指しています。
ひと山越えて、谷越えて~、やっと着きました!
「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」
昨年の芸術祭の賑わってる最中は来れなかったけれど、
お祭りの後は、一体どうなってるんだろうと思っていました。
それは、ちゃんと息づいていたのですよ。
里山のアートたちと、それを支える地域の人たち。
絵本作家の田島征三さんと鉢集落の人々が創り上げた素敵な美術館は、
流木や木の実で作られていて、その迫力に圧倒されます。
校舎の中全体が、絵本の物語仕立てになっているのです!
動く鳴る大きな空間絵本です。
他にも、田島征三さんの絵本原画室や、この土地で採れたおいしいランチ、
そして、行き帰りの 色づく山々の風景も含めて、すべて最高でした。。。
これから里山は、すっぽり雪に覆われ、白銀の世界になることでしょう。
12月から雪が解けるまで、美術館のオバケはお休みです。