<手づくり絵本>

「太陽がほしい」 2001年


「ありがとう」だなんて

生まれて初めて 言われたよ。

そうか

ずっと 探していたものは

僕の心の中に あったんだ。 -The end-




 「野心が残っているようじゃ
 まだ、本物にはたどりつけない。

 無心になって 進んでいくと
 見つかるものが きっとある。」


このメッセージを言いたいために、絵本を作った。

10年前に、「大どろぼうのほしいもの」というタイトルで作った絵本は、
出来上がりに納得いかなくて、
お話を練り直し、キャラクターを変え、画風を変え、タイトルを変え…
4冊になった。

だけど、まだ満足いくものは、出来ていない。




私、やっと気がついたんだ。

誰かのために何かを伝えたいと、作った絵本。

これは、10年後の未来の自分に送るメッセージだったと。

今の私に一番必要なこと…無心で頑張ること。